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議会報告 > 07.教育 > 2006年09月 > 学校の外部評価について
学校の外部評価について
投稿者: Hisashi 掲載日: 2006-9-25 (1941 回閲覧)
【要旨】

学校の外部評価について


 本来の第三者評価は、行政から独立した専門家、学者、保護者、教員、住民などが、学校の教育活動や教育条件、行政の学校への関与の仕方などを、子どもたちの人間的成長がより豊かなものとなり、教育を励ますために行われなければなりません。

今回の外部評価を実施するにあたって、どこで検討がされ、どのような話し合いが行われてきたのか。現場の教員や保護者の意見なども取り入れながらのものとなっているか。

外部評価委員については、教師数名のほか、PTA役員一名、地域住民一名、他校種教員一名となっていますが、どのような基準で決定をしたのか。この取り組みが、保護者・教員などにどのように伝わっていますか。また、何かそれに対して意見や要望が出ているか。

今後どのような日程で進んでいくのでしょうか。

今後の課題として、この外部評価委員会が、教育条件整備に対する要望、教職員「多忙化」の実態や要望、子どもの要求や保護者の希望などが反映されるものになっていくのかが問われている。この点は、どのようにすすめられていくのか。

「外部評価が単に、学校の序列化や過度の競争といった弊害が生じないように」「特に学校選択制が行われる場合、一面的な学校評価の結果によって学校が単純に比較され序列化されることのないように留意する必要がある」としています。岩見沢の場合、学校選択制も行われていることから、二重にも三重にも慎重に対応することが求められます。課題と問題点をどのようにおさえ、どうしようとしているのか。


平成16年度より「外部からの評価」を教育行政方針に位置付けてきた。17年度には小中学校の児童生徒・保護者に外部アンケートを実施している。外部評価の実施にあたっては、各学校の既存の校内組織や評価項目を活用するなど実態に即した学校評価を行う。

外部評価委員会を5つの地域別に分けて設置。学校教育の状況や実情を熟知する保護者や地域の方々、幼稚園や高等学校などの教員の推薦をいただき委嘱をしたい。

各学校で評価項目の検討、評価シートの作成を進めている。その後、評価活動、集計作業を行い、結果を学校で分析・検討し、成果や課題、改善点などを整理し、外部評価委員会へ提出する。外部評価委員会は、これらの結果をもとに、学校に対する支援や指導助言を行う。

学校の組織運営の改善や教育活動の検証、保護者や地域のニーズを把握、よりよい学校づくりを進める手段として実行する。

2年間の成果を踏まえ、評価のための評価とならないように十分配慮し、「開かれた学校づくり」「子どもが主役の学校づくり」の実現に努めたい。

【詳細】

 外部評価については、文部科学省の「義務教育諸学校における学校評価ガイドライン」に基づいたモデルとして、全国61地域が指定され、道内ではただ一つ、岩見沢が選ばれたものです。

 この学校評価・外部評価は、文部科学省がすすめる『教育改革』の名のもとに行われているもので、このことにより、教員の競争、評価、統制が懸念され、さらに、学校間競争をあおりたて、競争主義をいっそう極端にし、子どもへの教育の格差を拡大するとともに、行政の統制の導入など、国家権力をもちこみ、学校教育にいっそう深刻な矛盾をあたえており、こうした、上からの強制は学校現場をさらに疲弊(ひへい)させることになります。

 本来の第三者評価は、行政から独立した専門家、学者、保護者、教員、住民などが、学校の教育活動や教育条件、行政の学校への関与の仕方などを、子どもたちの人間的成長がより豊かなものとなり、教育を励ますために行われなければなりません。

 先の、総務常任委員会での説明では、基本的に国の指針に沿って行うということですので、危惧をしているところです。

 そこで、岩見沢市の現在の取組状況についてお伺いいたします。
まず、今回の外部評価を実施するにあたって、どこで検討がされ、どのような話し合いが行われてきたのかお伺いします。現場の教員や保護者の意見なども取り入れながらのものとなっているでしょうか。

 また、外部評価委員については、教師数名のほか、PTA役員一名、地域住民一名、他校種教員一名となっていますが、どのような基準で決定をしたのでしょうか。

 この取り組みが、保護者・教員などにどのように伝わっていますか。
また、何かそれに対して意見や要望が出ているでしょうか。

 さらに、今後どのような日程で進んでいくのでしょうかお知らせください。

 今後の課題として、この外部評価委員会が、教育条件整備に対する要望、教職員「多忙化」の実態や要望、子どもの要求や保護者の希望などが反映されるものになっていくのかが問われていると思います。

 この点は、どのようにすすめられていくのかお伺いいたします。
 学校評価にあたっては、文部科学省のガイドラインのとおり、必ずこれに沿って実施されなければならないことを示すものでないと、文部科学省自らが通知しています。

 また、「外部評価が単に、学校の序列化や過度の競争といった弊害が生じないように十分配慮する必要がある」としています。

 さらに、「各学校の状況や特殊性を考慮せずに、学力調査の結果等をもとに学校の単純な順位付けを行うようなことは、望ましくない」としています。

 さらに、中央教育審議会地方教育行政部会のまとめでは、「特に学校選択制が行われる場合、一面的な学校評価の結果によって学校が単純に比較され序列化されることのないように留意する必要がある」としています。

 岩見沢の場合、学校選択制も行われていることから、二重にも三重にも慎重に対応することが求められます。

 市・教育委員会として、外部評価をすすめるにあたっての、課題と問題点をどのようにおさえ、どうしようとしているのかお伺いいたします。
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