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議会報告 > 02.障がい者福祉 > 2006年09月 > 10月から本格実施される障害者自立支援法に伴う対応等について
10月から本格実施される障害者自立支援法に伴う対応等について
投稿者: Hisashi 掲載日: 2006-9-25 (2236 回閲覧)
【要旨】

障害者自立支援法への対応について


10月から本格実施される障害者自立支援法に伴う対応等について
 
10月からの福祉サービス実施に向けて、障害程度区分の認定について、岩見沢において、一時判定と二次判定の状況がどのようになっているのか。

認定調査にあたる調査員の体制、正確な状態を把握するために、家族からの聞き取りなども含めてどのように対応されているか。

負担の軽減等について、岩見沢市も、障害を持つ人の不安を少しでも解消し、社会参加を促進させる上からも減免に取り組むべきと考えますが、市長の決断を期待します。お考えをお聞かせください。

つみき園で行っている、児童ディサービスの負担については、一年間の限定で、支援費と自立支援の負担の低いほうとするという取り組みを行っていますが、一年間の限定でなく、今後も続けるべきではないか。

地域生活支援事業の取り組みについて、どのように考えてすすめているのか。

その費用負担も自治体で決められることとなっていますが、どのように考えているか。

相談支援事業はどう取り組み、何ヶ所を予定しているのか。どのような人的体制をとるのか。

地域活動支援センターは何ヶ所を予定しているのかなど、予定している事業があれば、その内容について。


身体障がい者で46人、知的が29人、精神が7人判定を終えている。そのうち一次判定より重度に変更されたのが、身体で13%、知的で28%、精神で43%となっている。

4月から認定調査員1名配置。障がい者ご自身や家族から聞き取りをしている。

北海道市長会、全国市長会を通して制度の見直しを要望したい。

激変緩和策として、「つみき園」の利用者負担を一年間に限り据え置くことにした。父母にも説明し理解をいただいている。

障がい者などからの相談、必要な情報の提供、手話通訳者の派遣、日常生活用具の給付・貸与、移動を支援する事業など必須事業は従来より行ってきたので10月以降も充実に努めたい。

費用は原則的に従来と同様の負担

市の「保健・福祉の窓口」で市民の相談・手続きがスムーズに行えるよう努めてきた。窓口には保健師も配置。今後も関係施設や事業者などとの連携を強化し充実に努める。

地域活動支援センターは、現在の5ヶ所ある小規模作業所が移行する予定

再質
 つみき園の療育施設は、早期療育が必要なことから、全道でも助成が広がっている。当市もぜひ続けるべき。障害者がおかれている状況は、自律したくてもできない状況におかれている、ぜひ支援を。地域支援事業についても必須の部分しか答がないが、利用者の声を聞いて任意の取り組みも行うべき。

再答
 特定の方への利益は理解がむづかしい。バラマキ福祉といわれないようにしたい。任意の取り組みもこれから声を聞いてすすめる。

再々質
 ハラマキ福祉というが、障害者にとっては障害者への支援、お年寄りにとってはお年寄りへの支援。子どもにとっては子どもへの施策など、それぞれへの対応が必要。一つの事業が全体の人の利益につながるものはない。それぞれに必要な予算措置を行うのが市長の役目ではないか。

再々答
 福祉全体の中で考える

【詳細】

 この問題は、我が党が連続して質問してきているところであり、さらに、今も質問のあったところで、一部かさなるかもしれませんが、10月から本格実施されることもあり、あらためてお伺いいたします。

 現在、10月からの福祉サービス実施に向けて、障害程度区分の認定作業を行っていると思います。

 調査項目は、介護保険と同様の79項目に、障害者独自の項目を加え、合計で、106項目により第一次判定がされますが、知的や精神障害者の障害程度区分が適正に判定されにくいという不安の声が上がっています。

 全国的には、一時判定と二次判定での差が生じるのは、身体で20%、知的で40%、精神で50%といわれています。私たち議員団で視察した和歌山市では、より住民の状態を綿密に調査したことにより、身体で25%、知的で55%、精神で90%の差が生じたと話していました。

 できるだけ正確に、本人の状態を確認しようという姿勢がうかがえました。
そこで、岩見沢において、現在の一時判定と二次判定の状況がどのようになっているのかお伺いいたします。

 また、認定調査にあたる調査員の体制、正確な状態を把握するために、家族からの聞き取りなども含めてどのように対応されているかお伺いいたします。

 次に負担の軽減等についてお伺いいたします。
市が実施したアンケートでも、「負担の増に伴い今後の生活に不安を感じていると答えた方が6割にのぼる」ということが、6月定例会の山田ゆりみ議員への一般質問に市長は答えています。

 我が党が全国的に行った実態調査でも、通所施設ではこれまで9割を超える人が無料でしたが、今回給食代を含めた負担が、月1万〜3万円にもなり、入所施設の利用者も、95%の人が負担増になるなどの実態があきらかになりました。

 こうした負担増をさせないために、施設においてはその負担を利用者にそのまま負担させず、施設がかぶって利用者負担を一部軽減させているという話も聞きました。

 施設はそれでなくても、報酬の削減、日割り計算方式の導入などで、経営が大変になっています。

 それでも、利用者に重い負担はかけられないとして、施設が独自に利用者の負担を軽減しています。

 障害を持っている人が安心して社会生活をおくれるように、今こそ市としての負担軽減を行うべきと考えます。

 3月の私の質問に対して、市長は、道内で軽減しているのは帯広市だけで、それ以外にはないということで、岩見沢市としての対応は示されませんでした。

 しかし、その後北海道でも、全国でも、10月の本格実施を前に、自治体での負担軽減を行うところが広がってきています。

 帯広市の軽減策は3月にふれましたが、北海道でもその後、北見市では、社会福祉法人以外にも減免の対象を拡大し、旭川市では共同作業所の利用料負担をこれまでどおり無料にすることや、運営費補助の差額補てんが行われます。札幌市や釧路市では、精神障害の医療費の負担軽減も行っています。

 国も、食費などの負担を一部軽減することをこのたび決定しました。ぜひ、岩見沢市も、障害を持つ人の不安を少しでも解消し、社会参加を促進させる上からも減免に取り組むべきと考えますが、市長の決断を期待します。お考えをお聞かせください。

 また、岩見沢市は、つみき園で行っている、児童ディサービスの負担については、一年間の限定で、支援費と自立支援の負担の低いほうとするという取り組みを行っています。こうした取り組みは、深川市でも行われ、また、美唄市では児童ディサービスの料金を全額助成しています。

 町村も含めると、児童ディサービスへの助成は、羽幌町、新ひだか町、妹背牛町、北竜町、沼田町、新冠町、足寄町、初山別村、占冠村にまで広がっています。

 これは、乳幼児期の早期療育が、その子の発達にとっていかに重要であるかということのあらわれであり、当市においても一年間の限定でなく、今後も続けるべきと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。

 次に、地域生活支援事業の取り組みについてお伺いいたします。
障害者自立支援法によるサービスは、ホームヘルプ、児童ディサービス、ショートスティなどの介護給付と、就労支援、グループホームなどの訓練等給付があり、さらに市町村が主体的に行う地域生活支援事業に区分されます。

 このうち地域生活支援事業は、国の予算が限られており、充実しようとすれば市の負担や住民負担が増えてくることになります。

 しかし、この事業には、相談支援事業、日常生活用具給付事業、ガイドヘルパーなどの移動支援事業、地域生活支援センター事業、手話通訳などのコミュニケーション支援事業などがあり、障がいを持つ人にとっては、重要であり必要な事業です。

 そこで、これらの地域生活支援事業を岩見沢市では、どのように考えてすすめているのかお伺いいたします。また、それらの費用負担も自治体で決められることとなっていますが、どのように考えているかお聞かせください。

 視察した和歌山市では、この事業に必要な予算措置を6月の議会に補正予算として提出したとしており、さらに障害区分の判定が進む中で、これまで支援費制度での区分で3となっていた人が、今回の判定で非該当となる人が出てしまったので、市として支援すべく、9月議会にさらに補正予算を提出したと話していました。和歌山市の話では、自分のところは6月から予算を組み、サービスを確定できたので、住民に対して、このようなサービスがありますよと、事前に話し合い、サービスを決めることができてきているが、多くの自治体ではサービス内容を決めるのが遅れているので、9月議会に予算を出すところが多いのではないかと話していました。

 岩見沢市においては、この9月議会にも、地域生活支援事業にかかわる補正予算が出されていません。

 当市において、地域生活支援事業として何に取り組むのか。どういう形で進めようとしているのか、これまでの対応でやりくりができるのか、または、こうした事業には取り組まないのか、ご説明ください。

 さらに、相談支援事業はどう取り組み、何ヶ所を予定しているのか。どのような人的体制をとるのか。

 地域活動支援センターは何ヶ所を予定しているのかなど、予定している事業があれば、その内容についてお知らせください。
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