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議会報告 > 02.障がい者福祉 > 2006年11月臨時 > 障害者自立支援法で、「生存権」をもおびやかされ・・・
障害者自立支援法で、「生存権」をもおびやかされ・・・
投稿者: Hisashi 掲載日: 2006-12-24 (1914 回閲覧)
【要旨】

障害者自立支援法で、「生存権」をもおびやかされている状況の中で、市としての対応は急務


市長は、「身体に障害を持つ方々への自立支援の観点から、自らが汗と知恵と勇気を出して活動を行えるような環境整備を進める」と述べています。「環境の整備を進める」とはどのようなことを考えておられるのか。
 また、負担軽減をはじめとする市としての対応は急務、市長の決断を。


 障がい者福祉施策推進懇話会での議論や、障がい福祉計画策定委員会での議論を踏まえ整備を進める。
 厳しい財政状況の中で、将来の世代に負担を先送りすることのないよう、当面する課題に向けて、限られた財源の重点的・効率的な配分をすることが大切と認識している。
 

【詳細】
 次に、国の社会保障制度の改悪の中で、住民の生活に大きく影響しているものとして、9月にも一般質問をいたしましたが、あらためて障害者自立支援法についての対応についてお伺いいたします。

 障害者自立支援法の実施で、障がいを持っている人については、「生存権」をもおびやかされている状況になっています。

 私は、札幌で行われた「異議あり!障害者自立支援法どさんこ緊急集会」という、全道の集会に参加してきました。

 この集会は、障がいを持った当事者や保護者、施設関係者などが企画し、全道各地から、目標の二倍にあたる、2000人が参加する大集会となりました。それだけこの問題は切実となっています。

 参加者の発言では、「子どもが自閉症と診断されたとき目の前が真っ暗になるショックを受けた。それでも普通の幸せはあると思ったが、その生活は大変だった。それでも子どもへの虐待をせず、みずからも死なないで過ごせたのは、療育施設があったから。障害児の母として希望をもって生きていきたい。しかし障害者自律支援法はそれを阻害している。小さいうちに療育を受けることサポートを受けることは一生にかかわること。この国に生まれ障害児を生んでも幸せに生きていけるようにしてほしい」と切実な願いを訴えました。

 さらには、「障がいを持った人が普通の生活をしたいというのが益になるのか。益といって負担を取るのか」と、怒りとともに本当に大変な状況が訴えられました。

 参加をしていた自民党の道議が、自民党が法案を通したことへの国の議論に不満を示し、制度を見直すことや道としての対応を求めるという発言をしなければならないくらい、切実な要求が次々と出された集会でした。そのくらいこの法の持っている問題点は大きいものがあることが明らかになりました。

 市長は、「安心」の中で「身体に障害を持つ方々への自立支援の観点から、自らが汗と知恵と勇気を出して活動を行えるような環境整備を進める」と述べています。

 自らが汗と知恵と勇気を出すことを求めていますが、施設の努力などによって利用者の負担の軽減を図るなど、汗も知恵も振り絞っていると思います。

 汗だけでなく、涙も流しているというのが実態ではないでしょうか。

 市長は「環境の整備を進める」と述べておりますが、これはどのようなことを考えておられるのかお伺いいたします。

 また、負担軽減をはじめとする市としての対応は急務と思われますが、今こそ市長の決断を期待し、お考えをおうかがいいたします。
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