議案第131号、岩見沢市議会議員定数条例の一部改正について、反対の立場から討論いたします。

 提案内容は、議員定数を28人から26人へ2人減らすというものであり、とうてい認められるものではありません。

 

 その理由として、26人に減らす理由が明確でないことです。財政が厳しくなることや住民感情、人口減などを、理由としてあげてきていましたが、それぞれについて申し上げますと、

財政については、合併により55人が28人、あるいは法定の30人になったとしても、議員にかかる費用は大幅に削減されているということであり、歳出削減に大きな役割を果たしています。さらなる削減は、議員本来が果たさなければならない役割からみても、それを阻害するものであり、行うべきではありません。

 議員本来の役割と大きくかかわるのが、二つ目の理由である、住民感情です。

議員が働かないから、議員定数は少なくていいという意見も耳にしますが、議員自らが反省するとともに、そうした声が出ないような活動をしていかなければならないということを、私たちは肝に命じる必要があります。

 議員が住民の立場に立って、住民の声を取り上げ、また、市政をしっかりチェックすることにより、議会・議員というものは必要なものなんだということを住民に知ってもらうことが大切です。

 議会制民主主義の中で、議員だけが、市の予算を議論でき、決定できる立場にあります。議員が果たさなければならない役割が、地方分権が言われる中では益々重要になってきています。

 議員を削減することは、議員自らが、議員というものを否定していることになります。

議員を減らしても、働かない議員が落ちるという保障はありません。そうなると、さらに減らすということになり、つきつめると、議会・議員そのものがいらないということにもなってしまいます。

 議員・議会だけが聖域でいいのか、何もしなくていいのかとの議論もありましたが、議会・議員がしなければならないことは、住民のための市政に取り組むことであり、それが第一です。

 こうしたことから、そのことをもって削減するという理由にはなりません。

 人口減については、将来に予想されるものであり、今回削減の理由にはなりません。

削減を主張している会派からも、この点については、人口を減らさない施策を行うことが重要であり、人口減ありきの議論はおかしいという意見もありました。

 将来のことを、予想がつきにくい中で、今議論するのは難しい問題です。その時点でまた議論をすべきことだと思います。

 こうしてみると、議員定数を削減するという理由が成り立ちません。

 

 議員の役割を考えると、議員定数を減らすべきではなく、今回については合併という大きな変化があったときです。

 この事実を考えた対応が必要ではないでしょうか。

人口で1万人増えました。面積では2倍以上になりました。

合併してから、まだ一年もたっていない状況の中では、新市の姿も固まっていません。

それぞれの市町村の違いに、とまどいながらも、新しい岩見沢市を発展させようとしています。

 そのためにも、旧町村の意見が反映されにくい状況を作るのではなく、町村の声も含めて、少しでも多くの、様々な人の声を反映できるようにすることこそが、新岩見沢市を発展させることになります。

 こうしたことから、議員の役割は大きく、議員定数は、削減するのではなく、法定の30人にすべきです。

 

 旧岩見沢市は、4年前、32人から28人に法定数を超えた4人の削減を行ったばかりです。

前回からの状況をみて、財政状況が厳しくなってきたとはいえ、三市町村合併にともなって議会費の削減があることをみると、今回は合併という大きな要素が加わったことを考えるべきです。少なくても削減するという理由は成り立ちません。

 よって、私たち日本共産党は、議員定数は30人にすることを基本とし、少なくても現状の28人を削減することは認められず、今回の議案に反対するものです。

 議員各位のご賛同を心よりお願いいたしまして、この議案に対する反対討論といたします。

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