いっせい地方選挙にのぞむ岩見沢の議員定数を検討する委員会が、本日も開催されました。
現在の岩見沢市の定数は28人で、合併により特例として一年間55人の体制となっています。
これを法定の30人以下にするための議論がされていました。
日本共産党は、議員が本来果たさなければならない役割の重要性や、合併という特殊状況を訴え、30人を主張してきました。
しかし、26人を主張する会派が多く、当初30人を主張していた栗沢も28人の限定数へと苦渋の変更をしてきました。
こうした中で、委員長は「26人を基本として一本化の調整をはかりたい」と前回の委員会で提案してきました。
それを受けての本日の委員会でした。
私たちは、「一本化で調整するのであればお互いが歩み寄ることだ。数の論理だけでそれに従えというのは納得できない。私たちがぎりぎり歩み寄れるのは、限定数を減らさないということだ」と主張しました。
しかし、他の会派からの歩みよりはなく、一本化の調整は不調に終わりました。
検討委員会では、多数決を行わず、26を主張する会派が5会派、28が1会派、30が1会派(私たち日本共産党)ということを、それぞれ銘記することになりました。
この答申を受けて、議長がどう判断するかにかかってきますが、全体で合意できなかったものは提案すべきでなく、26人に強行することは認められません。