報道現場から見た日米安保
九条の会と岩見沢革新懇による、「報道現場から見た日米安保」と題した学習会が行われ、北海道新聞東京支社の記者が講演しました。
「核密約」について、現場で取り組んだ記者の目から見た、報告がリアルにされました。
核密約に関しては四点にわたり調査がされ、そのうち三点について不十分さをもちながらも認めたと当時のマスコミも報道したが、よく見ると、正確には外務省は「核密約」を認めていなかったと話しました。
記者は情報をつかんでも、そのニュースソースを明らかにすることができず、追求しきれないことや、スクープで報道すると担当を外され、その後の情報が全くもらえないなど、記者と政治家、官僚とのやりとりの実態も明らかにされました。
最後に、現場で鍛えられることが多いと、沖縄での実態を報告。戦闘機の爆音におびえたお母さんが「こわい、こわい」といっていたのを聞いていた赤ちゃんが最初に覚えたのが「こわい」だったと話し、沖縄の実情がその一言でわかるようでした。