汚染米混入の可能性が学校給食に
汚染米が混入した可能性のある米でんぷんを使った厚焼き卵などが学校給食でも使われていたことが道教委の調査で明らかになり、
日本共産党市議団は、子どもや保護者の不安を解消するためにも、実態の把握や適正な対応が必要という立場から教育長に対して「汚染米に関する調査と対応を求める申し入れ」を行いました。
教育長は、農水省の事故米を島田化学工業が「米でんぷん」にし、それを米穀の卸会社を経て、すぐる食品で厚焼き卵にして、札幌の食品卸会社を経て岩見沢調理所に入った経過を説明した後、「道教委からの調査もあったので、すみやかに調査をし結果を各学校に通知をし、保護者にも通知をする」「平成十九年度には、十二月に各学校で一回、事故米混入の可能性のある厚焼き卵を出したが、健康被害は報告されていない」「新聞報道などを見ての保護者からの問い合わせは今のところきていない」「平成二十年はすぐる食品の厚焼き卵はあったが事故米のものではないが、今後はすぐる食品のものは使用しないことにした」「市としての確認・チェックはなかなかむつかしいが、あくまでも被害者は子どもという立場にたってチェック体制にも望みたい」と話しました。
同様の申し入れを市長にも行い、市の老人福祉施設や保育所、市立病院などは大丈夫か調査を求めました。