急性心不全で九日亡くなった故山田由利美岩見沢市議の「しのぶ会・お別れの会」が11日・12日に、岩見沢幌向総合コミュニティセンターで行われ、初日は会場からあふれる500人を超える方が集まりました。
山田由利美さんをしのんでスライドが上映された後、しのぶ会では、山田由利美さんと親しかったひとたちが故人への思い出を語りました。
山田さんに市議のバトンを渡した佐藤陽子さんは、「議会での悩みなどなんでも相談しあった」と、ともに支えあってきた思い出を語り、保育専門学校同期の吉田桂子さんは「山田さんの原点は、保育専門学校時代にあった」と語り保専の校歌を同窓生で歌い、歌でお別れしました。
さらに、新婦人の前田悠子支部長、同時期に議員に当選した美唄の吉岡文子さんが思い出を語りました。
紙智子参議院議員は「今の私があるのは山田さんの力によるものも大きい」と語り、いずれも明るく元気だった山田さんの姿を伝えるとともに「暮らしやすい社会にするため、山田さんの遺志を受け継ぎ頑張りたい」と決意をのべました。
お別れの会では、市長、議長、議員会長、日本共産党幌向校援会長、日本共産党岩見沢市委員長・市議会議員が弔辞を読みました。
市長は山田さんの議会での活動や人柄にふれ、「山田さんは廊下ですれ違っても、市長今日は顔色が良くないんじゃないと声をかけてくれたりした」と思い出を語りました。
上田久司議員は、山田さんの遺体を発見した状況や、明るく元気だった様子や議会での山田議員の取り組みを話し、「今の政治はひどすぎてどこにいっても対話になる。話好きの山田さんの出番だよ」と呼びかけ「あとは引き受けました。安らかにお眠りください」と語りました。
実行委員長の前川地区委員長は、山田さんへのお礼を述べた後、「故人の遺志を受け必ずこの北海道から日本共産党の議席を送る」と決意を述べました。
弔辞の全文は市議団のページに貼り付ける予定です。