ポルタビルを購入して活用したいという市の方向が示され、それに対する住民説明会が12月19日から3日間行われました。
市民からは、「税金を滞納しているのに、さらに税金をつぎ込んで購入するのか」「税金をつぎ込むことで、他の住民サービスが低下しないか」「購入のほかに改修費用や維持費用もかかり、子どもたちの時代にまで負担が続かないか心配だ」「中心市街地にはお金をかけるが、同様な施設には対応がされていない」「周辺市街地への対応はどうなるのか」などの厳しい意見も出されました。
一方、「中心市街地の活性化のためにポルタビルは核となる施設だ」「廃墟にすることはさけてほしい。なんとかしてビルの再生を」と望む声も出されました。
さらに、購入するのなら市民が集まる場になるようにという思いから、様々な提案がされました。
提案の中には、「生涯学習センター、高齢者福祉センター、親子で楽しめるスポーツ施設、図書館の分館、物販施設、保健センターと夜間救急センター、市役所の一部、三世代の交流スペース、健康福祉・文化などの複合施設などの意見が出され、一部買い物ができる場所は必要だが、公共施設の部分を多くして人の集まる場所にしてほしいという声が多く出されました。
さらに使用しづらい駐車場に対する要望、市民の声をさらに聞くべきではないか、観光も位置付けては、中心街には甲州トイレも公衆浴場もないなどの改善要望もだされました。
説明会に参加できなかった人などはFAXでも意見を出すことができます。