2006年11月25日(土曜日)

ばんえい競馬断念の方向

カテゴリー: - hisashi @ 10時49分37秒

 ばんえい競馬の存廃が山場を向かえました。

これまでの旭川市、北見市、帯広市、岩見沢市の4市で行っていた「ばんえい競馬」は、4市での開催を断念し、その後帯広市と岩見沢市の2市での開催が検討されていました。

 

 存続に積極的な帯広市に対し、岩見沢市では収支計画に無理があるのではないかという懸念がありました。

 有識者による検討委員会でも「赤字を出してまで行うべきでない」「次の世代に負担を残したくない」という意見が多く、「廃止やむなし」というものでした。

 

 24日に行われた、全議員による議員協議会でも多数が、「存続は無理」という意見でした。

 日本共産党も、「市民負担をさらにしてまでも行うべきではない。今でも20億円ともいわれる負担をしなければならない。これ以上の負担はさけるべきだ」「収支案についても、毎年収入が減少しているのに今後1%の増収とする計画案には無理がある。そもそも岩見沢市の使用料8000万円を無料に下うえでの黒字であり、その分の負担は結局市民負担になる。その分を差し引くと赤字予算である」ことを主張しました。

 

 市長は、「何とか残せないかということで検討したがなかなかいい案はでなかった」「さらに税を投入して行うことはしない」と答え、最終判断は月曜になりそうですが、事実上の廃止の方向を打ち出しました。

 

 また、馬文化の問題は別に考えるべきで、北海道遺産として位置付けられたこうした点での取り組みも課題となります。

 さらに、騎手・調教師・厩務員・馬主など競馬関係者に対しての対応もしっかり進めていかなければなりません。

 

 また、こうした問題は単に岩見沢だけの問題でなく、4市で解散を決定するだけでなく、今後の方向も4市で行うべきであるという意見も出ていました。


コメント

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  1. 一番不憫なのは競走馬です。ばんえいの馬はばんえい専用で他の競馬場に移籍することができません。多くの馬が食肉にされる恐れがあります。長年の品種改良の結晶であるばんえい馬を絶やしてはならないと思います。

    牧場で保存することもできますし、草ばんばというアマチュアの競走もあるのですが、保存するにはやはりお金がかかります。公営ギャンブルとして行う方がまだいいはずです。

    組合の経営の杜撰さを指摘する投稿を見ましたが、岩見沢市民から存続を望む声が少なかったのは組合がばんえい競馬の魅力を広める努力を怠ってきたからではないでしょうか。

    廃止された山形県上山市の上山競馬場は競馬をやった後は上山温泉に入浴する客が多かったのですが、廃止後は上山温泉が寂れてしまったと聞きます。

    岩見沢競馬場は札幌市の近くという有利な立地条件、北海道にはアジア諸国からの観光客が増加していることを考えるとファンを増やす余地はまだあるはずです。

    Comment by riku_mio — 2006年11月25日(土曜日) @ 11時23分05秒

  2. riku_mio様コメントありがとうございます。コメントへの返事が遅くなり申し訳ありませんでした。多くの人がばんえい競馬を残してほしいということも実感しています。皆さんからの提案が、もしかしたら可能性がある部分もあるかもしれません。しかし、岩見沢でその冒険、賭けにでるにはリスクが多すぎます。すでに20億円以上の負担をしなければならない状況の中で、住民にそれ以上の負担をさせることはできません。四市の中で、解散だけでなく今後についてもっと議論すべきだったと思います。関係者の意見を聞く時間も少なく、十分でなかったと思います。もっと皆さんのような意見交流をすすめ、どのようにしたらいいのかを議論すべきだったのではないかと思います。
    非常に残念ですが、現在の状況の中では皆さんの願いにこたえることができません。こうした葛藤があり返事が遅れたことをお詫びいたします。

    Comment by hisashi — 2006年11月28日(火曜日) @ 21時07分33秒

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